ちょっと戸惑うスペイン語圏のニックネーム

  • 2017.01.03 Tuesday
  • 22:37

あけましておめでとうございます。

 

この半年、ブログがすっかりほったらかしになってしまっておりました。新年になったことですし、今年はもう少し計画的にお店の方を展開してまいります。

 

年明けにぴったり!という話題ではないのですが、年末年始に海外の知人のSNSやら、スペインの放送局のサイトやらを見ていて思ったのは、名前の呼び名(ニックネーム)には、お国柄が出るのだなあ、ということ。

 

英語圏の方々のニックネームは、想像がつくものが多い印象ですが、スペイン語圏の場合だと、同じ名前でもバリエーションが多いというか、なんというか・・・日本人的には予想を超えてくることが多い気が・・・

 

 


アンダルシア地方・フリヒリアーナの街並み

 

 

例えば、フランシスコ(Francisco)という名前。すごく一般的な名前なんでしょう。私も知っているだけで数人はいます。この名前の一般的な愛称は、パコ(Paco)になり、実際によく聞きます。これをまたちょっと変えたパキート(Paquito)というのもあるらしく、まあ、ここまでは想像の範囲内。そしてもう一つ、パンチョ(Pancho)というのもあるらしい。

 

フランシスコ=パンチョ、というのが、自分の中では受け入れ難く・・・なぜって、英語で言ったらフランシス(Francis)なわけで、個人的には上品なイメージなんですよね。でも、パンチョとなったとたんに、肉屋や八百屋にいる気のいいおじさん(ちょっと小太りの)をイメージしてしまうのは、私だけでしょうか。

 

他にも、ホセ(Jose)がぺぺ(Pepe)になったり(もう十分に短い名前なのに、なぜ言い変える必要があるのだろう)、ホセマリア(Jose Maria)がチェマ(Chema)になったり(長くて呼びにくいなら、最初から短くすればいいのに)など、いろいろある様子。

 

ちなみに、現在のローマ法皇の名前はフランシスコですが、Padre(英語だとFather) Franciscoを、上記の法則に従って短くしてみると、Papa Pacoになってしまう・・・なんだか、昨年流行ったPPAPっぽくて、複雑な気分。でも、日本のキラキラネームの方が、想像以上のものがありそうで、他国のニックネームをつつくのはこれくらいにしておきましょう。

 

他の言語では、どんな感じが知りたいものですね。

 

世界の絵本展 ボローニャ・ブックフェア in いたばし

  • 2016.08.07 Sunday
  • 22:38

まもなくお盆ですね。連休で帰省される方や祝日関係なくお仕事の方など、それぞれだとは思いますが、もしお時間ありましたら、こんな展覧会はいかがでしょうか。

 

 

 

 

遠方にお住まいの方は、難しいかもしれませんが、東京都板橋区主催の絵本展が、東武東上線成増駅からすぐの場所で、8月14日(日)まで開催されています。しかも入場無料です。(ご案内が遅くなってしまい申し訳ないです。)

 

同時期に、近隣の板橋美術館では、ボローニャ絵本原画展(こちらは原画の展示が中心です。)が開催されています。ご存知の方も多いかもしれませんね。美術館の方は7月から8月にかけてと会期も長いようですが、絵本展は1週間ほどと少し短いのです。でも、実際に様々な絵本が手にとって読めるのはとても魅力的。読み聞かせや本の販売もあるので、こちらもぜひ!

 

ご存知ない方のために・・・板橋区はイタリアのボローニャの町と姉妹都市なんですよね。そして、毎年ボローニャで開催されるブックフェアで入賞した原画や絵本が、板橋区にやってくるというわけです。イタリアに行かなくとも、その年の注目の原画や絵本が楽しめるとは、なんとも贅沢。

 

ボローニャ関連の絵本はもちろん、絵本展では企画展として、毎年様々な展示があります。今年は、偕成社さんの「世界のともだち」を軸にした展示とのことで、私も楽しみにしています。このシリーズ、大好きです。

 

詳しい内容は、板橋区の下記のページにてご確認ください。

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/077/077731.html

『いえでを したく なったので』リーゼル・モーク・スコーペン

  • 2016.07.18 Monday
  • 23:03

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

今週末から、隣の公園でラジオ体操が始まったみたいで、朝早くから賑やかです。ということは、子供たちは夏休みに突入ということですね。羨ましい・・・

 

田舎で育ったので、夏休みは一日中、外で遊んでいた気がしますが、今の子供たちはどんな感じでしょう。今回の絵本はこちら。原書は1960年代に出版されているので(うーん、結構昔ですね。)、もっと自然が豊かで、外遊びが基本だった頃ですよね。兄弟4人が訳あって、家出してしまいます。

 

 

一体何があったのかな、と様子を覗いてみると・・・どうやら、お父さんとお母さんが仲違い。原因はもしかしたら、いたずらっ子の4兄弟かもしれないけれど、とにかく、いやーな雰囲気。家に居たくないから、家出しちゃおう、というわけです。

 

きっと本人たちは大真面目なんだけれど、読んでいる方は、ピクニックに行くような感じでワクワクしてしまう。彼らの目的地は大きな木。そこには素敵なツリーハウスがあるんですから、最適です。でも・・・そこで思わぬトラブルが!彼らは、別の家出先を目指さなくてはなりませんでした。

 

次にやってきたのは、睡蓮が浮かぶ素敵な池。さあ、今度こそ!と思いきや、ここでも問題勃発です。と、点々と場所を変えていくのですが、やっぱりおうちが一番というハッピーエンド(皆さんも、想像はついていたとは思いますが)。行く先々で出会うもの、拾ったものというのは、他愛もないものなのだけど、子供心には特別なもの。

 

表向きは「家出」でも、本当のところは「子供だけの冒険」。今の子供たちも、夏休みならではの体験をしてほしいな、と思います。

あっ、こちらの絵本の中身はモノクロです。繊細なペン画が味わい深いですよ。

 

*『いえでを したく なったので』 
リーゼル・モーク・スコーペン(作) 
ドリス・バーン(絵) 
松井 るり子(訳) 
ほるぷ出版(2014年刊行)

『世界のともだち』全36巻

  • 2016.05.12 Thursday
  • 17:14
大変ご無沙汰しておりました。今年に入ってから、お店の他にも仕事をしているので、どうしてもブログや諸々が後回しになってしまっていました。少しずつペースを作っていこうと思います。

ところで、皆さんは旅行が好きですか?お店を覗いてくださる方は、外国語や異文化に興味がある方だと思うので、きっとその地に行ったことがある、または行きたいという気持ちがあるに違いないと、想像してるのですが・・・もちろん私も例外ではなく、ガイドブックなど見て、あれこれ計画を立てるのが大好きです。
今回は、ガイドブックとは一味違う、素敵な絵本を読んでみました。
 


「世界のともだち」というシリーズで刊行されている絵本なのですが、これがなかなかすごい!各国別に、ある一家に密着して時間をかけて取材しているんですね。主人公になるのは、それぞれの家族の中で、10才前後の子どもたち。彼らの目を通してみる日常は、ガイドブックよりもリアルで新鮮。

今回、図書館から借りてきたのは(最近、洋書ばかり買って、和書を買っていないなあ。ごめんなさい。)、ヨーロッパ圏の4冊。フランス、イタリア、ドイツ、イギリス。アジアから見たら、ヨーロッパの学校の仕組みなんて似たりよったりでは?と思っていたのですが、これもかなり違う。制服の有無、お昼はしっかり食べる or 適当、通学は週4日もあれば週6日という国も・・・驚くことばかりです。

でも、どの国の子どもたちも、友達と遊ぶ時、大好きなことをしている時の目はきらきら輝いていて、見ているこちらも楽しくなってしまいます。彼らのご両親はというと、様々な職業で、これもまた興味深い。そして、それぞれに事情を抱えていて、複雑な状況も実際にはあるのです。

現地に行ったこともなく、子どもたちに直接会ったこともないのに、なぜか近くに感じてしまうのは、各巻とも写真家の方々が、長い時間をかけて取材、撮影しているからでしょう。彼らが、被写体となる家族と信頼関係を築いているから、こういう不思議な印象が、本を通して伝わってくるのだと思います。

写真家の方々のあとがきも、面白さの一つ。そこで違った側面を知り、より深く心に響いてくる。図鑑や地理の絵本は、お話に比べ、馴染みがないかもしれませんが、質の高い絵本、結構あります!次は同シリーズのアジアの国々を読んでみよう。

*『世界のともだち』
偕成社(2014〜2016年刊行)

『はじまりのはな』マイケル・J・ローゼン

  • 2016.02.08 Monday
  • 00:13
寒い季節は早く過ぎ去ってほしい。2月はそんな季節ですよね。でも3月になると、学校などではお別れの季節。春にはまだなって欲しくないという気持ちの人もいるのではないでしょうか。今日の絵本は、まさに、そんな心境を表したようなお話です。



ばらいろのほっぺをしたローザは渡り鳥。まもなく来る冬に備えて、仲間の皆と旅支度です。ローザがどうしても持って行きたいもの。それは、ローザのほっぺと同じ色をした花の種でした。でも、種を入れたバッグはローザには重く、飛んでいるうちに、みるみる仲間から遅れ、川に落ちてしまいました。

それを見ていた犬が、川に飛び込み、ローザは助けられます。新たに始まった犬のミールと飼い主のアンナとの暮らし。最初は一日一日がどうしようもなく長く、ローザは仲間が恋しくて仕方ありません。

アンナが植木鉢に蒔いてくれたバッグの中の種も、芽が出て、少しずつ大きくなっていきます。長い長い冬。でも、その季節でも楽しいことはいくつかあり、日々馴染んでいくローザ。

ほっぺの花が咲き、春がやってきました。花を見つけた仲間たちがローザの元にやってきますが、それはまた、一つのお別れでもあり、始まりの時。誰しも人生で何度か経験する心情が、細やかに描かれています。

私も12月にスペインから戻ってきた時は、しばらく放心状態でした。本音を言うと、日本に戻ってきたくなかった(笑)。これまで、すごくたくさんの国に行ったわけではないですが、これほど後ろ髪ひかれる思いで帰ってきたのは、久々の経験でした。今までホームシックというものになったことはなく(本当に一度も!)、その気持ちがよくわからなかったけれど、こういう気持ちなのかしら、と思った次第です。逆のパターンですが・・・

そんなわけで次回のブログは、ちょっと息抜きにスペインの写真でも載せてみようかな、と思っています。たまたまこのブログに辿り着いて読んでくださったみなさん、ありがとうございます!

*『はじまりのはな』
マイケル・J・ローゼン(作)
ソーニャ・ダノウスキ(絵)
蜂飼 耳(訳)
くもん出版(2014年刊行)

『ぶどう酒びんのふしぎな旅』アンデルセン

  • 2016.01.29 Friday
  • 18:03
昨年はほとんどといっていいくらいブログが書けませんでした。申し訳ないです。もちろん書かなくても誰に注意されるわけでもないのですが、お店として運営している以上は、きちんとしなくては・・・と反省しきりです。でも、心から楽しいと思っていないと、なかなか言葉がでてこないものですね。プロとして文章を書いている方々はすごいです。

と、前置きは長くなってしまいましたが、今回はこんな絵本を読んでみましたよ。
 


原題は『びんの首』。アンデルセンというと人魚姫や親指姫などよく知られていますが、こちらのお話は、一作品だけの絵本としてはほとんど出版されていないようで・・・私もこのお話は知りませんでした。
藤城清治さんの影絵で綴られるアンデルセンのお話・・・なんて贅沢!と思ってしまう一冊です。実際に70ページほどのボリュームに加え、豪華なつくりの絵本となっています。

さて、お話はというと・・・
貧しい家の窓辺にある古びた鳥かご。そこに小鳥の水飲み用にと、割れたびんの首が吊るされていました。コルクで栓をされた口を下にして、小鳥を眺めています。

ふと昔を思い出したびんの首は、誰に語るというわけでもなく、懐かしい日々のことを語り出します。ガラスから生まれたびんには、上等な葡萄酒がつめられました。最高級品と書かれたラベルも素敵です。

売られていった葡萄酒の着いたところは、毛皮商人の家。その家の美しいお嬢さんが、バスケットに葡萄酒のびんを詰めました。バスケットに入れられ、野原にやってきた葡萄酒のびん。生まれて初めてコルクを抜かれたのは、お嬢さんの婚約を祝う時でした。

空っぽになったびんは、二人の門出を祝うべく、ぽーんと空に放り投げられ、思わぬところへ・・・今度は別の誰かに拾われ、予想外の人々と再開し、遠く異国の地へ行ったかと思うと、懐かしい場所に戻ってくるという、長い長いびんの旅が描かれていきます。びんの視点で描かれていくものの、登場人物それぞれが辿った人生に、なんとも言えない気持ちになります。

「このお話はハッピーエンドか」と聞かれると、正直答えるのが難しいですね。かといって、悲惨な終わり方でもないのです。「これが現実」という表現がしっくりくるかもしれません。

あとがきを読むと、藤城さんのこの作品への思い入れがわかります。これはもう、説明するよりも一読していただいたほうが、この絵本の良さがわかると思います。

*『ぶどう酒びんのふしぎな旅』
アンデルセン(作) 藤城 清治(影絵)
町田 仁(訳)
講談社(2010年刊行)

地元の神社へお参り

  • 2015.12.15 Tuesday
  • 21:29
皆様、大変ご無沙汰しておりました。先週からお店をも再開いたしましたので、覗いていただけるとありがたいです。9月末から12月上旬までスペインにおりましたが、帰ってきたら、意外と暖かくて驚きました。

先週は、何事もなく帰国できたお礼も兼ねて、地元の神社に行ってまいりました。もう年末だというのに、境内には紅葉が残っていて綺麗でしたよ。こんな感じです。

 


いろいろと思うこともあり、こんな時はいつもおみくじを引きます。東京近郊に住んでいた時は、よく神田明神様にお参りに行っていました。その時も、「迷った時のおみくじ」でした。占いのように、当たる当たらないということではなく、的確なアドバイスというほうが個人的にはしっくりきます。痛いところをつかれて「もっと精進します」という気になったり、「このままで大丈夫なのね」と安心させてもらったり・・・
 


あっ、神社へのお参りは、午前中のうちに行くと良いそうですよ。こういう方面に詳しい方が言っていました。新年に向けて体調もお店も(ついでにブログも)整えていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

『とんぼ』チョン・ジョンチョル/イ・グヮンイク

  • 2015.09.24 Thursday
  • 22:57
あっという間に9月に入り、もう、お彼岸ですね。
自宅の周りは田んぼが多いので、この連休は稲刈りがだいぶ進んだ感じです。

今日は、初秋にぴったりな絵本をご紹介します。8月からとんぼはたくさん飛んでいたけれど、よく見ると、今の時期は種類も違ってきていたりと、なかなか興味深いですよ。

 


「とんぼの死」から始まる絵本なのですが、不思議と重くないのです。とんぼが死に、あり(蟻)がそれを自分たちの食べ物として運んで行く・・・こう書くと味も素っ気もないのですが、「ありが とむらい はじめます」という表現から、その後の雰囲気ががらっと変わる気がします。
 


大勢のありが協力して、とんぼの亡骸を分解していく様は、決してグロテスクでも悲しいものでもなく、自然の摂理として当然のこととして受け止められるのです。「たらん たらん」となんともいえない言葉でつづられていく、一生懸命に働くありの様子。一つの命が、別の命へとつながれた秋の日の出来事は、とても印象的で、はっとさせられるものがありました。

この作品は、1925年に書かれた詩とのことでした。しかも、当時14歳の少年が書いたとは驚きです。新たにイラストが加えられ(柔らかいタッチのイラストが、これまた絶妙!)こうして絵本になったようです。

あとがきを読むと、「たらん」の響きは野辺送りで使われる鈴の音とあって、なるほどと思いました。この詩人の感性に脱帽です。今度原書を仕入れてみようかな。

*『とんぼ』
チョン・ジョンチョル(作)イ・グヮンイク(絵)
おおたけ きよみ(訳)
岩崎書店(2011年刊行)

『まどのむこう』チャールズ・キーピング

  • 2015.08.11 Tuesday
  • 16:34
図書館の棚をうろうろしてましたら、なんだかとてもインパクトのある絵本が目に留まりました。

 


主人公はジェコブという男の子。小学生でいうと低学年くらいでしょうか。彼の知っている世界はアパートの前の通りだけ。この通りが彼の世界の全てです。

描かれているのは2階の窓から見ていたある日の出来事なのですが、予想外の展開に唖然としてしまいました。子ども向けにしては容赦のない話の展開。世の中で起こる出来事は、時としてむごいこともあるという事実をはっきりと伝えています。

カーテンの隙間からのぞくジェコブの目(表紙がまさにその状況)。通りの真向かい、斜め右に斜め左のお店。限られた視界から見える建物の描写は、映画のカメラワークのよう。ジェコブのおでこに映り込んだ十字架は、何かしらと思ったら、お向かいの教会の十字架の影という具合に、細部まで描かれています。

近所の住人たちが通りを行き交い、のんびりとお話が進むと思いきや、状況は一変。暴れ馬が通りを走っていきます。この馬たちの躍動感もすごい!その後、馬たちはなんとか取り押さえられ、やれやれといった感じですが、どうやら馬たちは何か事件を起こしていったようです。

カーテンの隙間からでは、事件の全容がわからないし、外の声も聞こえません。お向かいのおばあさんの犬に何かあったよう・・・でも、はっきりと何があったかは描かれていません。それでも読者には想像がつきます。ジェコブも本当は気づいているのではないか、と思うのですが、そこもあやふやなまま。

作品の解釈は人それぞれと思うのですが、「2階の安全な部屋、部分的にしか見えないカーテンの隙間」は、怖いもの、受け入れ難いものから逃げてしまう「心」なのではないかな、と思いました。誰しも持っているもので、大人になったからなくなるという気持ちではないと思うけれど、生きていれば、辛くても真正面から対峙しなくてはいけない出来事もあるはず。

すごく楽しいお話ではないですが、印象に残る本なのは確かです。この独特なタッチ、何か見覚えが・・・と思っていたら、子どもの頃に持っていた『めすのこやぎとおそろしいいぬ』という、これまた子どもには強烈すぎる内容の絵本を描かれた作家さんであることに気づきました。

子やぎが逞しく生きていく様を描いた作品なのですが、物語の一番の部分は、かつて母やぎを倒した犬との対決シーン。正直言って怖い。子どもの時、とにかく絵が怖くて、本棚の隅っこに押し込んで、できるだけ触らないようにしていました(谷川俊太郎さんの『なおみ』と同じくすみっこに。これも違う意味で怖かった)。

大人になれば名著と理解できても、子どもには少々刺激が強いんです。もったいない!でも、伝えたいメッセージはとても大切なこと。作者のぶれない姿勢は素晴らしいです。

*『まどのむこう』
チャールズ・キーピング(作)
いのくま ようこ(訳)
らくだ出版

『えんにち』五十嵐 豊子

  • 2015.07.24 Friday
  • 14:36
今週末あたり、「地元は夏祭り」という方も多いのではないでしょうか。私の地元(真岡市)でも今日、明日とお祭りです。明日は花火大会(こんな小さな町でも、なんと2万発は上がるのです!)なので、中心部はかなりの人出に違いなく・・・
人混みを避けたいというのもあるのですが、自宅から100mほど歩いた川沿いが意外にもベストスポット。

今でこそ、「花火は遠くから眺めればいいかな」という考えですが、小・中学生の頃といえば、屋台が何よりの楽しみ。ということで、今日の絵本はこちら。図書館で見つけましたよ。

 


文字なし絵本なのですが、ひたすら屋台にフォーカスして描かれた絵本!しかも、ちょっと、いやだいぶ昔に出版されたものなので、ある世代には「懐かしい!」と思うものもあれば、今の子どもたちには「これ何?」いうものも・・・それでも、今も健在の屋台(焼きそばやあんずあめ、たこやきなど)を見ると、屋台ならではの良さを再認識。

ところで、この辺りの地域では、夏の屋台というと必ずと言っていいほど見かけるのが「煮いか」の屋台。「いかやき」ではないですよ、煮たイカなんです。それも1店だけではなく、複数の煮いかやさんが出店しているんですよね。東京や他地域に住んだ後に、これは地元ならではのものなんだと気づきました。海なし県なのに、どうしてイカなのかは謎ですが・・・

もう一つ思い出したのが、小学校の運動会の日。私の子どもの頃は、どういうわけか校庭の中にずらっと屋台が並んでいたものです。お昼時と放課後しか買ってはいけない決まりでしたが、これもまた、他県出身の友人に話すと驚かれます。「校庭に屋台、あり得ない」らしいです。昔はいろんな意味でゆるかったんでしょうね。

皆さんの地域ではどんな屋台がありますか?

*『えんにち』
五十嵐 豊子(作)
福音館書店(1973年刊行)

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