アラビア語絵本についての悩み

  • 2013.09.21 Saturday
  • 21:58
3連休、皆さまいかがお過ごしですか。私は部屋の片付けでもしながら、のんびりしようかと思っていたところです。・・・が、さっき思いついたことがあって、いきなり仕事モードに突入。はっと気づけばこんな時間。そういうわけで今日のブログは、お店の商品のお話です。

アラビア語とペルシャ語。学んでいる方にとって、その違いは歴然のようですが、そうでない人にとっては、どちらも同じように見えますよね。

お店では両方の言語とも扱っていますが、実はアラビア語絵本の選書のほうが難しいんです。というのも、比べてみるとわかるのですが、ペルシャ語絵本のほうが、良さそうに見えるものが多くありませんか?

実際のところ、日本人の私たちから見て、魅かれるものが多いのはペルシャ語絵本のほうだと思います。欧米の翻訳絵本などで私たちの目も肥えている、というのも理由の一つですが、エキゾチックなイメージが先行しているのではないかな、と思うんです。



上の3点は、アラビア語オリジナルの絵本です(後日、商品としてアップします)。なるべく面白そうなものを選んでみたのですが、絵については、良く言えば素朴で味がある、悪くいうと・・・あまり日本人好みではない。

でも、実際に現地で読まれているのは、このような雰囲気の絵本。道徳的な内容を含んだ素朴なお話が多いようです。正直言って、より現地の文化に触れたいという人にこそ、読んでもらいたい本たちです。



続いての3点はアラビア語だけれど、他言語からの翻訳ものになります。一番手前の絵本などは、日本でも出版されているから、なんとなく馴染みがありますよね。

調べてみると、様々な国の絵本をアラビア語で翻訳出版していることに気づき、驚くことが多いんです。英語はもちろん、ノルウェーやドイツまで。先の3冊だけを見ると、アラビア語圏だけで完結しているように思えてしまうのですが、そんなことはありません。

むしろ、日本では翻訳出版されていないものほど出版されているような気がします。感性の違いなのでしょうかね。アラビア語の絵本から、オリジナルの絵本の存在を知ったということもあり、なかなか侮れないのです。



最後の2点は、アラビア語オリジナルの絵本。同じアラビア語圏の絵本でも、最初の3冊とはまるでイメージが違いますよね。このような芸術性が高い絵本は、あまりありません。(あれば、たくさん紹介したいです!)

著者兼版元主催者の方の意気込みを感じます。以前は連絡がとれたのですが、ここ数年は音信不通。今も健在で新作を出してくれていたらいいのですが・・・。

長々と書いてしまいましたが、一言でいうと、日本人のイメージしているようなエキゾチックなアラビア語絵本というのは、なかなかないものなんです。
なので、その辺りを踏まえたうえで、それぞれのアラビア語絵本を楽しんでもらえたらなあ、と思っています。

おそらく、アラビア語に興味ある方なら読みたいと思うアラビアンナイト(千夜一夜物語)。長編ならあるのは知っていますが、絵本ではう〜む・・・。こちらは目下の課題ですね。見つけたら掲載しますので、またお店を覗いてもらえたらうれしいです。
コメント
コメントする