本のしおり

  • 2012.10.21 Sunday
  • 12:28
今日は、絵本での商品紹介でもなく、しおりについてのちょっとしたエピソード。

私が最初に入社した会社は経済関係の出版社でした。株関連の雑誌も出していて、そういった雑誌の販促品として「しおり」をたくさん作っていたんですね。
少し他社と違うのは、必ず紐がついていること。紙だけよりもコストは当然かかるはずなのに、やめられないのは、書店さんから寄せられる声。お客さんから評判がいいからやめないでほしい、とよく言われていました。

マーケティング的に言えば、費用に対しての効果はそれほどでもといったところでしょう。結局は商品力があるかないかが重要なので。
ただ、あの「しおり」は、販促品ではなく、書店さんやお客さんへのちょっとしたお礼だ、と考えるとしっくりくるんですよね。日々商品を扱ってくれることや、何かの機会に出版物を読んでくれることに対しての。


※ 写真は当店のしおり。煮詰まった時に気分転換も兼ねてハンドメイド。


実は、この店のショップカードを作ろうとした時に、カードだけではつまらないかなと思って、「しおり」にしようと決めたのですが、「しおりなら当然紐付き」という考えになっていたのには笑えました。以前のことが刷り込まれていたみたいです。

少し前に、作ったしおりを、長年お世話になっている美容室さんと、半蔵門駅すぐの某書店さんに渡しましたら、すぐになくなってしまったようです。

私の場合は、まだまだ「ショップを覗いてみてくださいね。」という思いが強いですが、数あるしおりの中から選んでくれたのなら、それもまた縁かなと思っています。基本的に読書好きの方が、しおりを愛用しているわけですし!

そんなわけで、再びリクエストされているしおりを、お二方に渡しにいこうかな、と。某書店の店長さんは、学生時代の書店アルバイトでお世話になった方。偶然の再会でつながるのは、また楽しいですね。
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